2019/02/21

Nigel Peake


こんにちは、C & MILLSです。
先日よりインフルエンザで寝込んでおり、やっと体が思うように動くようになったので
このブログをまた書いています。(お医者さんからデスクワークもダメと言われたのですが)

今回は私の大好きなアーティスト、NIGEL PEAKE (ナイジェル ピーク)について。


彼のドローイング集と出会ったのは7年前、イギリス留学中に本屋で見つけたのが最初。
「IN THE CITY」というタイトルのその本は、ビルや道路、橋などCITYに関わる物体を描いたものでした。
一見シンプルなのですが、その色使いと色鉛筆などで描かれたその絵のひとつひとつのきめ細やかさに一目惚れしました。ふと目に留まり、中身を見て速攻レジに持って行ったのを今でも覚えています。

その当時2012年、彼のことを調べようとしてもほとんど情報が無く、
ましてや本人の写真など一切でてきませんでした。
「まだ無名なのかな〜?」と思いながら、いつもデスクに置いてふと開いてはぼーっとその絵を見ていました。

そんな彼が2017年の冬に東京ミッドタウン内のIDEÉにてエキシビジョンを開きました。



上司宛に届いていた招待状をたまたま見た時は本当にびっくり!
上司にお願いして一緒に連れて行ってもらいました。


仕事終わりに駆けつけたので、トークショーは途中からしか聞けませんでしたが、
彼が日常の中で目にするものからインスピレーションを得ていること、
例えばただの白い壁でも影が加わることで色味が何重にも重なって別のものに見える、など、そういう視点を持っていつも見ている風景を見てみると、面白いな〜と思いました。


購入した絵にサインを書いてもらっている風景。
何を2人とも驚いて顔を見合わせているのかもう忘れちゃいました。笑


この時販売された絵は全てにナンバーが書かれており、もちろん「NO.1」が欲しかったのですが、自分が持参した本にサインを書いてもらうこと、Nigelと喋れることに舞い上がっている間にNO.1は気付いた時には他の人の手に渡り、私は NO.3を購入することに。
いえ、でも後悔していません。お喋りできる経験の方が貴重ですから!
サインをしてもらう時、持参したペンを渡そうとすると、
「最近、色鉛筆を使うことにハマっているから」と色鉛筆でサインを書いてくれました。


↑ 初めて絵を買うときの模様。どれも良すぎて結構悩みました。


こちらは本にサインを書いてもらったもの。赤鉛筆で書かれているのが彼のサインです。


そして購入した絵。一生の宝物です。


今ではHERMÉSとコラボしてスカーフを作ったり、
パリのマレにあるYvon Lambert というブックショップでは常設で絵や本が置かれていたり、蔦屋書店などでも見かけたり、国内外で多く目にするようになりましたが、彼の少しシャイで、いい意味での素朴さは変わることなく、これからも素晴らしい作品を多くの場所で目にすることができるのを楽しみにしています。
そしていつかまた絵を買えたらな、と思います。



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